はじめまして理学療法士です。
訪問系なすびマンPTです。
今日からブログ始めました。
まずは自己紹介をしたいと思います。
私は40歳代男です。
作業療法士として医療機関で管理職をしている家内と
息子2人で4人暮らしをしています。
趣味はウクレレとマリンスポーツです。
現在は訪問看護ステーションに勤務しており
在宅期のリハビリテーションを提供しています。
僕のこれまでの職歴と尊敬できる先輩たち。
急性期病棟、回復期リハビリ病棟を経て在宅リハ領域に辿り着きました。
介護保険での訪問リハビリに関わってから10年経過しています。
新人の頃に特に印象に残っている出来事を話そうと思います。
専門学校卒業後に就職したのは内部疾患を得意とした急性期病院でした。
特に呼吸器リハはその地域では有名で、
理学療法県士会で講師を任されるような職員が数人おりましたので
学ぶ場としては恵まれた環境だったと思います。
当時の所属長(ボス)はとても職人肌で厳しい理学療法士でした。
仕事の姿勢はとても尊敬できる方でしたが、
変わった方でキャラクターはぶっ飛んでいました。
物理療法室に私物のサンドバッグを置き、
終業後にはそれをボスが叩かれるので『バシッ!ドカッ!』と打撃音がリハ室にこだましていたのを思い出します。
良い意味でも悪い意味でもみんなが恐る存在でした。
僕のボスの信念
ボスは最も早く出勤し呼吸器科の病棟を独りでラウンドしていました。
誰かに指示されていたわけではなく自身の判断で行っていました。
目的は、人工呼吸器管理の患者さんを診て呼吸状態を確認してまわること。
夜勤帯は人員が不足するため患者さんの呼吸管理が行き届かない場合があります。
呼吸状態を評価し、痰が出しやすくなるように
必要に応じて姿勢を変えたり、呼吸介助を行ったりしていたようです。
人工呼吸器管理の患者さんは不安やストレスなどの苦痛を和らげるために鎮静を受けている方がほとんどです。
意思疎通はできますが、普通に会話することは困難です。
誰から指示を受けたわけではなく勝手にやっていたことなので病院に対する報酬はありません。他の療法士から賛否両論あると思いますが、私はその行為を後輩として憧れの目で見ていました。
僕の信念は、ボスの信念を勝手に引き継いだもの
僕の現在の理学療法士としての信念は、その頃のボスの背中を見て養われたと感じています。
介護保険領域で働くようになると施設の入所や通所に配属されました。
つづく
コメント